そして、同じ心を持つあなたに乾杯。
日々は長いけど、私は書き続けるよ。
書き続けることができないのは分かっています、だから書いているのです。
もう私にできることは何もないのはわかっている、ただ書き続けるだけだ。何も起こらない一日を生き抜くために、書くことだけが私の支えだったから。
あなたと出会えて本当に良かった、心の底からそう思う。
ありがとう。
どうかお元気で。
二〇〇六年八月吉日
「どうした?」
「……」
「おい、大丈夫か」
「……あぁ」
「顔色が悪いぞ」
「平気だ」
「今日は休んだほうがいいんじゃないか?無理するなよ」
「ああ……」
「じゃあ、またあとでな」
「……すまない」
「気にするなって。俺は先にいくぜ」
「……」
「……」
(ガタンガタン)
(ガタンガタン)
(プシューッ)
(ガタンゴトン)
【まもなく~、一番線に電車が参ります】
「ふぅーっ……」
【間もなく発車いたします】
「さて……行くとするかな」
(バシッ!)
「いてぇ!」
「痛いじゃないわよ!何回も呼んでるのに無視してんじゃねぇ!!」
「悪い悪い……。ちょっと考え事をしていてね」
「まったく……。ほら早く